葬式

HIDEROWの葬式は忙しくて行けないかも…。
フリーのデザイナーであるワタシ。
印刷入稿が重なっていて、どうにも動けそうになかった。

それが、それ以前にワタシは
「HIDEROWの葬式には行く資格がない」とのこと。
ワタシの友人が、某ショップの店長にそう言われたそうだ。
友人が言われたのなら、ワタシが言われたのも同じ。

正式にFaxを貰った人でないと、
お通夜にも葬式にも行ってはいけないとさ。

正式にFaxとなると、仕事関係か。
ワタシも友人も、電話連絡で葬式のことを聞いていたが、
そーゆー人には来て欲しくないんだってさ。
そーですか、飲み友だちは行ってはいけないのですか。がびーん。
女は得にダメなんだってさ。はぁ？

HIDEROWは芸能人。
御葬式はミッシェルガンも来るだろうし…

って、ワタシらミッシェルガン見たさに
葬式に行こうとしていると思われてんのか？
え、そうなの？　がびーん。
そんな邪な考え、思いもつかなかった！

人が死んで、泣くのは生きている人たち。
争うのも生きている人たち。
自分のために泣き、自分のために争う。

葬式は生きている人間のイベント。


そんな酷い言い方をされてまで、ワタシら葬式には行かないよ。
キミは仕事関係という特権を振りかざして行けばいいじゃん。
なんて希薄な特権。
人間、土壇場で本性が見えるな。
めんどくせー。あんたらの好きにするがいーさ。

こっちはどこででも拝めるもんね。ぷーんだ。

HIDEROWごめん、
こっちは生きているんだ。